2011年6月アーカイブ

木造建築と湿気

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梅雨のうっとおしい日が続く。
高温多湿の気候風土が生んだ日本の家には、昔から優れた調湿機能があった。
木(構造材)や土壁は、湿度の高い夏には湿気をとり込み、乾燥した冬の時期にはため込んだ湿気をはき出す。まるで、木が自然に呼吸するようなもので、湿度の調節をしてくれるのだ。
また、床をできるだけ土から離すことで、床下に通気を確保、地面からの湿気を抑えていた。

今後、木部の磨きをして梅雨明けから大工工事、木製建具工事を行う。

棟木の記憶

kominka007.jpg建主のお孫さんの話によると、棟木に使われている巨大な松丸太(7間=約13m)は、お寺に使っていた材を再利用したそう。
かつては古材の再利用はごく普通に行われた。
いま、古材がまた新たに見直されて全国に流通しているようだ。新築の一部に使われたり、家具として再生されたり、変わったところではマンションのリフォームに使用され、落ち着いた空間を演出するのに重宝されている。
古材は日本の生活文化の記憶を宿しながら生き続けていく。

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